拡張スロット
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PCI(32bit/5V)
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PCIとはPeripheral Component
Interconnectの略で、現在主流のPC用拡張バス・スロット。左の写真は32bitバス幅で5Vの電気信号に対応したスロット。3.3Vの電気信号に対応するスロットもある
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PCI(64bit/3.3V)
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バス幅を64bitに広げたPCIスロット。写真のスロットは、3.3Vの電気信号に対応している(5V対応のスロットも規定されている)。サーバやワークステーションなど、より高速なI/Oを必要とするPCに実装されている
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AGP(ユニバーサル)
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AGPとはAccelerated Graphics
Portの略で、グラフィックス・カード専用のスロット。これは3.3Vと1.5Vの両方の電気信号に対応したスロットで、2000年時点での主流である。4倍速モード(AGP 4X)に対応している
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AGP(3.3V)
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3.3Vの電気信号のみに対応した初期のAGPスロット。2倍速モード(AGP 2X)に対応している。サポートしていない1.5V対応カードが間違って装着されないよう、誤挿入防止キー(でっぱり)がスロットに組み込まれている
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AGP Pro(ユニバーサル)
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ワークステーション向けの高速・高機能なグラフィックス・カードをカバーするAGPスロット。通常のAGPカードも装着できる。より大きな消費電力にも耐えられるように、通常のAGPスロットより電力供給ピンが増えている
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AMR
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AMRとはAudio/Modem Riserの略で、サウンドやモデムのアナログ回路を搭載したカードを装着するスロット。AMR対応サウンド・カードやモデム・カードは存在するが、エンドユーザーには直接販売されないことが多い
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CNR
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CNRとはCommunication and
Network Riserの略で、ネットワークやサウンド、USB、モデムなどに特化したスロット。AMRの後継である。CNRは、基本的にPCベンダがオプション機能を安価にPCに装備するための仕組みといえる
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ISA
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ISAとはIndustrial Standard
Architectureの略で、古くからPCの拡張性を支えてきた標準の拡張バス・スロット。ATバスとも呼ばれることがある。いまとなっては非常に低速なバスであり、レガシー・デバイスとして実装されなくなる傾向にある
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XTバス
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8bits幅のデータ・バスを持つ拡張バス・スロット。割り込み要求(IRQ)の数はISAの半分程度しかない。現在では、ISA以上に見かけることが少なくなった旧式のスロットである
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VL-Bus
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主にグラフィックスの性能を高めるために策定された拡張バス。VLはVESA Localの略。ISAまたはEISAスロットの延長線上に配置される。486時代にPCIが普及するまで採用されていた
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EISA
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Extended ISAの略で、その名のとおりISAをベースに性能や機能を高めたデータ・バス幅32bitsの拡張バス・スロット。ISAとは互換性があり、EISAスロットにISAカードを装着できる。PCサーバにはよく実装されたが、次第にPCIに置き換わっていった
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