1. コマンドプロンプトで fdisk と記入して Enter キーを押します。

A:\>fdisk

  1. 次のメッセージが表示されるので、FAT32 ドライブを作る場合は Y のまま Enter キーを押します。
    FAT16
    ドライブを作る場合は、N キーを押したあとで Enter キーを押します。

大容量ディスクのサポートを使用可能にしますか (Y/N)....? [Y]

  1. 以下の FDISK オプションから実行したい操作の番号を入力して Enter を押します。
    (
    オプションの 5 は、複数ハードディスクが接続されている場合にのみ表示されます。)

Microsoft Windows 98
ハードディスクセットアッププログラム
(C)Copyright Microsoft Corp. 1983 - 1998

FDISK オプション

次のうちからどれか選んでください:

1.MS-DOS 領域または論理 MS-DOS ドライブを作成
2.
アクティブな領域を設定
3.
領域または論理 MS-DOS ドライブを削除
4.
領域情報を表示
5.
現在のハードディスクドライブを変更

どれか選んでください:[1]

■ 領域を削除するには

  1. FDISK を起動し、FDISK オプションメニューを表示します。
  2. 領域や論理ドライブを削除するためには 3 を入力して Enter キーを押します。
  3. 論理ドライブを削除しないと拡張領域を削除できないので、3 を入力して Enter キーを押します。

MS-DOS 領域または論理 MS-DOS ドライブを削除

現在のハードディスク: 1

次のうちからどれか選んでください:

1.基本 MS-DOS 領域を削除
2.
拡張 MS-DOS 領域を削除
3.
拡張 MS-DOS 領域内の論理 MS-DOS ドライブを削除
4.
MS-DOS 領域を削除

どれか選んでください:[3]

  1. 削除したいドライブのドライブレター (ここでは D) を入力して Enter キーを押し、続いてそのドライブのボリュームラベルと確認の Y を入力して Enter キーを押します。
    (
    他にも論理ドライブが定義されている場合は、同じ手順を繰り返します。)

拡張 MS-DOS 領域内の論理 MS-DOS ドライブを削除

Drv ボリュームラベル  Mバイト  システム  使用
D:  data     1023  FAT32  100%

拡張 MS-DOS 領域は全部で 1023 Mバイトです. (1 Mバイト=1048576 バイト)
注意! 削除した論理 MS-DOS ドライブのデータはなくなります.
どのドライブを削除しますか...................................?
[D]
ボリュームラベルを入力してください..........? [data]
よろしいですか (Y/N).........................? [Y]

  1. ESC キーを押して FDISK オプションに戻ったら、3 を入力して Enter キーを押します。
  2. 論理ドライブが削除されたので、次に拡張領域を削除するために、2 を入力して Enter キーを押します。

MS-DOS 領域または論理 MS-DOS ドライブを削除

現在のハードディスク: 1

次のうちからどれか選んでください:

1.基本 MS-DOS 領域を削除
2.
拡張 MS-DOS 領域を削除
3.
拡張 MS-DOS 領域内の論理 MS-DOS ドライブを削除
4.
MS-DOS 領域を削除

どれか選んでください:[2]

  1. 続けますか?で Y を入力して Enter キーを押します。
    PC/AT
    の仕様上、1 つのハードディスクに拡張領域は 1 つしかないので、領域の選択は行いません。

拡張 MS-DOS 領域を削除

現在のハードディスク: 1

領域   状態   種類  ボリュームラベル  Mバイト  システム  使用
C: 1
    A  PRI DOS         1023  FAT32   50%
  2       EXT DOS         1023        50%

ディスクの総容量は 2047 Mバイトです. (1 Mバイト=1048576 バイト)

注意! 削除した拡張 MS-DOS 領域のデータはなくなります.
続けますか (Y/N)............................?
[Y]

  1. 最後に、基本領域を削除するために、1 を入力して Enter キーを押します。

MS-DOS 領域または論理 MS-DOS ドライブを削除

現在のハードディスク: 1

次のうちからどれか選んでください:

1.基本 MS-DOS 領域を削除
2.
拡張 MS-DOS 領域を削除
3.
拡張 MS-DOS 領域内の論理 MS-DOS ドライブを削除
4.
MS-DOS 領域を削除

どれか選んでください:[1]

  1. 削除する基本領域の番号を入力し、続いてそのドライブのボリュームラベルと確認の Y を入力して Enter キーを押します。
    (FDISK
    では複数の基本領域を作成はできませんが、PC/AT の仕様上最大 4 つの基本領域が存在する可能性があります。)

基本 MS-DOS 領域を削除

現在のハードディスク: 1

領域   状態   種類  ボリュームラベル  Mバイト  システム  使用
C: 1
    A  PRI DOS         1023  FAT32   50%

ディスクの総容量は 2047 Mバイトです. (1 Mバイト=1048576 バイト)

注意! 削除した基本 MS-DOS 領域のデータはなくなります.
どの基本領域を削除しますか.....................?
[1]
ボリュームラベルを入力してください...............? [   ]
よろしいですか (Y/N))............................? [Y]

  1. ESC キーを数回押して FDISK オプションメニューに戻ります。

 

領域の作成とアクティブ領域の設定は

何も領域が定義されていないハードディスクに、

基本領域 (C ドライブ) および拡張領域を作成し、拡張領域内に論理ドライブを  (D ドライブ) を作成する手順を例に説明します。

  1. FDISK を起動し、FDISK オプションメニューで 1 を入力して Enter キーを押します。
  2. Windows の起動ドライブは基本領域でなければいけないので、最初は 1 を選択して基本 MS-DOS 領域を作成します。
    2
    台目のディスクでは基本領域を作らないことも可能です。

MS-DOS 領域または論理 MS-DOS ドライブを作成

現在のハードディスク: 1

次のうちからどれか選んでください:

1.基本 MS-DOS 領域を作成
2.
拡張 MS-DOS 領域を作成
3.
拡張 MS-DOS 領域に論理 MS-DOS ドライブを作成

どれか選んでください:[1]

  1. ドライブのチェック後に次の画面が表示されるので、ハードディスク全容量を1つのドライブにする場合は Y を、複数の領域に分割したい場合は N を入力して Enter を押します。(Y を選択した場合は、ドライブのチェック後に ESC キーを押し、PC を再起動してください。)
    今回は複数の領域を定義するので N を記入して Enter キーを押します。

基本 MS-DOS 領域を作成

現在のハードディスク: 1

基本 MS-DOS 領域に使用できる最大サイズを割り当てますか
(
同時にその領域をアクティブにします)(Y/N)..............?
[N]

  1. ドライブのチェック後、以下の画面で基本領域に割り当てたい容量を指定して Enter キーを押します。

基本 MS-DOS 領域を作成

現在のハードディスク: 1

ディスクの総容量は 2047 Mバイトです. (1 Mバイト=1048576 バイト)
領域に割り当て可能な最大領域は 2047 Mバイト(100%) です.

領域のサイズをMバイトか全体に対する割合で(%)入力してください.
基本 MS-DOS 領域を作ります..................................:
[1023]

  1. ESC を押して FDISK オプションメニューに戻り、1 を入力して Enter を押します。
    (
    アクティブな領域の設定は最後に行います。)
  2. 論理ドライブのコンテナとして拡張領域を作成するために 2 を入力して Enter を押します。

MS-DOS 領域または論理 MS-DOS ドライブを作成

現在のハードディスク: 1

次のうちからどれか選んでください:

1.基本 MS-DOS 領域を作成
2.
拡張 MS-DOS 領域を作成
3.
拡張 MS-DOS 領域に論理 MS-DOS ドライブを作成

どれか選んでください:[2]

  1. 拡張領域に割り当てる容量を記入して Enter キーを押します。

拡張 MS-DOS 領域を作成

現在のハードディスク: 1

領域   状態   種類  ボリュームラベル  Mバイト  システム  使用
C: 1
       PRI DOS         1023  FAT32   50%

ディスクの総容量は 2047 Mバイトです. (1 Mバイト=1048576 バイト)
領域に割り当て可能な最大領域は 1024 Mバイト(50%)です.

領域のサイズをMバイトか全体に対する割合で(%)入力してください.
拡張 MS-DOS 領域を作ります..................................:
[1024]

  1. 領域確認画面で ESC を押すと、論理ドライブ作成画面になるので、作成した論理ドライブの容量を指定して Enter キーを押します。

拡張 MS-DOS 領域内に論理 MS-DOS ドライブを作成

論理ドライブは定義されていません

拡張 MS-DOS 領域は全部で 1024 Mバイトです. (1 Mバイト=1048576 バイト)
論理ドライブに割り当て可能な最大領域は 1024 Mバイトです.(100%)

論理ドライブのサイズをMバイトか全体に対する割合で(%)入力してください.[1024]

  1. 定義が終わったら ESC FDISK オプションメニューに戻ります。
  2. アクティブ領域を設定するため、FDISK オプションメニューで 2 を入力して Enter を押します。
    (
    起動ハードディスクでない場合は、以降の設定は不要です。)
  3. PRI DOS領域の番号 (下の例では 1 ) を入力して Enter を押します。

アクティブな領域を設定

現在のハードディスク: 1

領域   状態   種類  ボリュームラベル  Mバイト  システム  使用
C: 1
       PRI DOS         1023  FAT32   50%
  2       EXT DOS         1024        50%

ディスクの総容量は 2047 Mバイトです. (1 Mバイト=1048576 バイト)

アクティブにした領域の番号を入力してください...............:[1]

ESC キーを 4 回押してFDISK 終了させ、PC を再起動します。

■ マスターブートレコード (MBR) の修復

コマンドプロンプトで次のコマンドを実行します。

A:\>fdisk /mbr